【はじめてのペーパー工作講座】京急1500系をつくる その3
前回のつづきです。
側板の裏に補強材を接着します。使用しているのは3×3のヒノキ角材でホームセンターなどで売っています。幕板側の角材は前後いっぱいいっぱいに現物合わせの長さですが車体裾側の角材は1ミリずつ短くしています。
また、床板を1ミリのプラ板で作るため端から2ミリあけて補強材を入れています。
M車は2ミリの床板にする関係上3ミリ開けています。
妻板や前面にも角材を取り付けます。前面、妻板共に後退角がついた折妻形の車体なのであらかじめ角材を台形にカットして取り付けます。裾側の角材を少し短くしたのはこのためです。前面は特に形状を維持させるためにできるだけ多く(2本だけですが)補強を入れています。
中間2両を箱組してみました。使用した屋根板はYAMA模型の屋根板Dです。角材を各所に入れたのでかなりしっかりした造りになったと思います。
屋根の裏側にも枕木方向に角材を入れています。経年劣化による車体の歪みを抑えてくれる役割を持っています。前後のドアの戸袋付近には床板をビス留めするための角材を取り付けます。
先頭車もこんな感じで組み立てます。
次回は前頭部のおでこの成形と車体の継ぎ目消しを行っていきます。